1勝100敗 婚活回想録

婚活体験談をおもしろ、おかしく書いてます

いざ、申し込み!!

登録が完了し、相手を見つけるサイトにアクセスをしてみた。初めてだからドキドキだ。閲覧は異性のみだ。どんな男が自分の敵なのか見たかったが、男ばかりみていても楽しいことなんてない。
早速俺は、女子を物色し始めた。どの子もかわいい、きれいだ、たまにそうでもないのがいる、これが俺の本音だ。


女の子のプロフィールを読んで、会ってみたい女子を探す、これが鉄則だ。可愛いからといって、申し込みを押すのはダメだ。どうせあっちも、写真は盛っているはずだ。
女子の角度をつけて撮影されている写真は、「訳あり」のサインということに、俺は後でわかった。角度をつけているのは、この角度が一番かわいく見えるというからくりなのだ。しかも、斜め上からの撮影している写真は要注意だ。
これは、細くない女子が使うテクだ。こんな写真だけで注意喚起をする暗号はCIAでも使わない、俺は将来優秀なスパイになれるし、カメラマンにもなれるだろう。この「後でわかった」というのは、つまり、それだけ数多くの女子とあった、失敗したということだ。ここで培った経験がネタになるとは思いもしなかった。
ちなみに、分類をすると「かわいい系」「美人系」「素のまま系」だ。「セクシー系」は需要がないのか見つからない。俺はセクシー系に出会いたいんだよ!!しかし、知り合いが何人かいたのだ。


昔合コンで知り合った人、異業種交流会で出会った人、一緒にゴハン食べた人、極めつけは昨日デートした子までいる。
おぃ、この写真あんたのLINEのプロフのやつだろ。なんで、君はほとんどジムに行かないのに、趣味がジムで運動って書いてるんだよ。なんだよ、これ、同窓会じゃん!


俺は、写真を吟味し、プロフィールをささっと読んで会ってみたい子に申し込みをした。こういうのは直感で全てが決まることを、過去の出会い系の経験でよくわかっている。


翌日、大変なことが起きていた。なんと、自分のプロフィールを見た女子からの申し込みが殺到していたのだ。世話役の彼女も驚いていたから、結構な数なんだろう。1日で20人以上いた。
すげーな、これ。新人を虎視眈々と迎え撃つ、このギラギラ感、積極性、そしてがっつき感。こういう女子嫌いじゃないよ、俺。
あれ?俺が申込みした女子からの返事ないじゃん。はたしてOKの連絡は来るのでしょうか…。