1勝100敗 婚活回想録

婚活体験談をおもしろ、おかしく書いてます

婚活 鉄の掟 その1

俺は止まることなく来る申し込みを見ながら、やはり自分はモテるんだなと正直、思っていた。しかし、自分の申し込みをした人たちからは何の連絡もない。結局この日は何の返答もなく終わった。
確か、7人くらいに申し込みをした気がする。俺は、モテるからみんなから返事が来ると信じていた。そう、心から信じていたのだ。俺は過去の経験からそれを知っていたから。
しかし、それでも返事は来ないのだ。待てど暮らせど来ないとは、このことだ。少し、焦りながら申込み状況を確認した。すると、4人消えていた。消えるということは、お断りをされたってことを意味する。


えっ!?どうして?俺モテるんだけど、なんであんたらは断るのだ?ちゃんと吟味したのかい?
モテる男の話をさせたら、ブラピか、ダニエル・クレイグか、それとも俺かと毎回議論を巻き起こしている。真っ先に予選落ちしちゃいます、実際は。
これが、婚活市場の実態なのだ。「かっこよさそうだから、会ってみたい」「楽しそう」というルールは存在しない。あるのは、「将来の伴侶の候補としてどうなのか?」だけなのだ。これが婚活の世界の鉄の掟だ。


「かわいい」「きれい」「えろそう」「友達になりたい」というスタンスは、この世界に持ち込んではいけないのだ。
飛行機の中に持ち込み禁止と言われいるものを、こっそり持ち込んだ経験がある人もいると思う。ばれた場合、かわいいCAが「こら、だめだぞ」というけど、この世界では無言で退場だ。
ちなみに、俺は小心者なので、持ち込んだことはない。


さて、そんなこんなで残りの3人からは「あんたに会ってやってもいーよ」と返事が来た。再度プロフィールをよみなおして、本番に備えるぞ!