1勝100敗 婚活回想録

婚活体験談をおもしろ、おかしく書いてます

お見合い 3連荘 3回戦

2回目に会った女性は、また会いたいのか?と言われると、「はい」と即答できるようには感じなかった。でも、NOでもない。これは彼女の魅力というか、優柔不断の自分の性格に起因するのだろう。

 

そういえば、昔から友達に、優柔不断だから彼女を決められなく逃げられるんだと言われた。ファミレスでもそうだ。どれを頼もうか、悩んでしまう。

表示されているカロリーが高い方が美味しいんだって誰かが言ってたっけ。女子はそういう数字はないから、分からなくなる。

とりあえず、断れるならそれで構わないから、もう一回会ってみたいと返事をすることに決めた。

 

さて、今日最後の戦いだ。

さっきのラウンジから歩いて10分ほどのところに、次のラウンジがある。仲人、気が利くな。営業周りみたいだけど。

気がつけばもう夕方だ。朝は勢いがあったが、さすがに疲れてきた。緊張による疲れは、身体の疲れだ。最後の女性に期待をしながら、プロフィールを確認しながらラウンジに向かった。

年齢は、俺とそこまで変わらない。しかも、美人系の可愛い人だ。プロフを読むとこれといった趣味はないようだが、なぜか会ってみたいと思った。

だけど、疲れている頭では話題を出すのは至極難しい。まぁ、あとは勢いで行くか。

 

到着したラウンジは、バーみたいなところで、薄暗く雰囲気があった。

え?ここでやるの??相手の顔良く見えないじゃん。

夜はこんなバーになってるなんて、絶対知らないよな、仲人たちは。一度下見に来てくれよ、よく今まで文句出なかったな。

 

今更文句を言っても仕方がない。仲人は協力してくれているのだ。そこは感謝しないと。ブツブツ言っていると、相手の方が到着した。

「よろしくお願いします」と、言われたけど

 

他の方と間違えてませんか?

 

写真とは全然違う人が来てるよ、なんでなんで?!

間違いだよなって思い、名前を確認すると、正しいのだ。ここまで違いがあるとは。

容姿で人を判断してはならん。俺はバカの一つ覚えでアイスティーを注文して、前の2人と同じように、同じ話題を同じ順番でしていった。

話題が一巡したので、こっそり時間を見たらまだ20分しか経過していないのだ。

なんで?40分ほどは話した気分なのに。

どうも、話が広がらないのだ。俺が悪いの?彼女の反応が悪いの?

 

ルール?指示通りに進めるならば、あと40分話をしないといけない。

もはや、誰の責任かなんてどうでもよくて、あと40分の話題作りに必死に頭をフル回転させた。しかし、しょせんない頭をいくらフル回転したところで、いいアイデアが浮かぶわけではない。

あばれはっちゃくがうらやましい。

 

そこからの細かい記憶は正直ない。

多分、彼女の仕事が興味深いものだったので、その話をして、さりげなく盛り上がったはずだ。

なんだかんだで1時間持ちこたえ、お会計をして帰ることにした。

俺は別れたあと、すぐ「辞退」の連絡を仲人に入れた。

 

結局、この日の3連荘の結果は、

1件目:また会いたい

2件目:とりあえずまた会ってみたい

3件目:辞退

 

となった。さて、みんなからの返事はどうなんだろうか・・・・。